「減塩」が健康に悪影響を与える可能性「塩分摂取が少ないと寿命が縮まる」のデータも
2023/04/23

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世界保健機関(WHO)は、塩分の過剰摂取が高血圧や心筋梗塞などのリスクを高めるとして、成人の塩分摂取量を1日あたり5g未満にすることを推奨しています。
 日本でも厚生労働省が成人男性で1日7.5g未満、女性で6.5g未満という目標を設定していますが、現状では9~10gの塩分を摂取しており、達成が困難であると指摘されています。
 一方で、日本人はかつてはもっと多くの塩分を摂取していたにもかかわらず、長寿国であったという事実もあります。
 減塩には高血圧の改善や予防、腎機能や骨密度の維持などの健康効果が期待されていますが、その根拠や程度については議論があります。

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